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ちょっと一息 2013.07.10 (水)
会員のご両親様から、センターでのトレーニングでは姿勢も良く、集中してきちんと出来ているが、家では真反対で困っているというお話をよくお受けします。
センターでのトレーニングだけを頑張っても、思うように視力は伸びません。ご自宅でもセンターと同じ様に取り組むことが大事です。又、日常生活を改善していくと、より視力も伸びやすくなります。
そこで、今回は日常生活の改善と、トレーニングのちょっとしたコツをお教えしたいと思います。

日常生活の改善

姿勢

トレーニング中は勿論のことですが、普段から姿勢に気を配っていますか?
姿勢が悪くなると、自然と目の前の物との距離が近くなります。
また、寝転がりながら本を読んだりすると、左右の視力に差が出る事もあります。
夢中になって猫背で本を読んでしまうと、本との距離が狭まり、目の中の筋肉が緊張して、目が疲れやすくなり近視は進行します。
机の上に本を立て、目と本の距離をきちんと保ちましょう。
物を書くときも同じです。
正しい鉛筆の持ち方を覚え、決して顔を近づけないこと。      
また、姿勢が悪いまま成長してしまうと完全にクセになり、直そうとしてもそう簡単には行きません。
そうなると、姿勢が普段から良い人に比べて、大人になってから早く背中が曲がってきたり、骨の湾曲のせいで、身体的にも辛い思いをするでしょう。

さて皆さん、どうですか?

猫背でだらっとしている人と、すっと背筋を伸ばしている人が隣同士に座っていたら、当然、後者の人のほうが元気よくすがすがしく見え、かっこいい!と思うのではないでしょうか。
実際のところ、背筋をピンと伸ばして歩いたり、何かの作業に打ち込むと、気持ちの入り方も全然違います。
「姿」に「勢い」をつける。読んで字の如くですね。
皆さんも気づいたら背中をピンと伸ばしてみましょう。
随分気分の良いものですよ。

テレビの見方、ゲーム

大型薄型テレビが普及してきました。
画面が大きくなればなるほど、やはり視力にも影響が出て来やすくなりますので、まずは適正視距離を工夫しましょう。又、フィルターをつけるのも有効です。
そして、「ながら見」をやめましょう。特に興味が無くても、何となくテレビの前にいることはありませんか?
そんなときは席を外すか、テレビの方に顔が向かないよう、完全に背中を向けてしまいましょう。そして、30分に一度は休憩を入れることが大事です。目の健康体操やソニマックをしたり遠方を見たり、目の疲れを取ってあげましょう。
ゲームにも同じことが言えます。やってはいけないとは言いませんが、時間をきちんと決めて、DSのような小型ゲームでは、目との距離を正しく保ちましょう。ゲームが中途半端なところで時間が来ても、ぐっと「今日はここまで」と心を決めましょう。また、テレビと同じように休憩は30分に一度が目安となります。気づかない場合は、タイマーをかけてもいいかも知れません。終わった後は、目をいたわる事を忘れずに。

次回も続きます(*゚▽゚*)