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ちょっと一息 2013.04.03 (水)
新学期は学校で視力検査があります。学校の検査で視力低下が判明しないと、安心される方が多いですが、学校の視力検査では、一度に多くの子の視力を測るため、一人一人を丁寧に診られず、視力低下に気づきにくいことがあります。
例えば、Cの方向が答えられたかどうかだけでなく、目つきや正解数、答えるスピードなども視力低下を発見する手がかりになります。
また、屈折検査という近視・乱視・遠視などの屈折異常がないかどうかを調べることが大切です。
視力低下の発見のためには、TV・DS・パソコン・携帯・勉強・読書が多い方はもちろん、目の良い方も毎月詳しい視力検査をするのが望ましく、低下が判明した時は、眼病がないか眼科へ行くことをおすすめしますが、近視の場合、眼科では初期は点眼、見えなければメガネ、授業や生活で困っていなければ様子をみることが多いようです。
近視は進行性のものなので、様子をみているうちに進行悪化していき易く、特に小さいお子さんは眼球が成長過程ですから、進みも早いので要注意です。近視は、放っておくと網膜剥離や裂孔などの眼病になるリスクも高まるので、見えなければメガネという考えは危険です。 
視力は基本的にトレーニングによって回復が可能です。個人差はありますが、早期発見で早くトレーニングを開始できるほど、回復の目標も高くなり、進行悪化してしまうと回復に時間が掛かることや、回復が困難になることもあります。
遠視や弱視は早期発見とトレーニングによって、矯正視力が出やすくなり、裸眼視力の回復や、将来メガネをはずせる場合もあります。
低下かなと思ったら、お早めに当センターの視力回復見込みチェックにお越しください。