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ちょっと一息 2013.02.20 (水)
2012年学校保健統計調査

「学校保健統計調査」は文部科学省が昭和23年以降毎年実施しており、生徒の発育及び健康状態を明らかに
する事を目的とした指定統計調査(指定統計第15号)です。
ここ数年の調査結果には、視力1.0未満の割合に大幅な増加は見られませんが、学校の検査では一日で
大勢の人数を検査するため、目つきまでは検査の基準になっていません。
また、検査前に「わ」の方向を覚えてしまっている場合もあるため、正確に検査ができているか疑問が
もたれます。そのため、この結果以上に視力1.0未満の児童が存在する事も考えられます。また視力1.0で
あったとしても、コンピュ-タ-で目の状態を調べたときに軽い近視が発生しているケースもあり、
その後の視力低下が予想されることもあります。
これらの事を考えると学校の視力検査だけを安易に鵜呑みにする事はできません。

次回も続きます。