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ちょっと一息 2013.06.19 (水)
目の働きは、よく【カメラ】に例えられますが、外界から入ってきた光は、レンズに当たると角膜と水晶体で屈折し、フィルムにあたる網膜で像を結びます。きちんと網膜上で像を結ぶ事が出来る目を【正視】と言い、ピントが合うためには屈折力に加えて、眼球の前後の長さ(眼軸)が重要となります。軸性近視とは、この眼軸が異常に伸びてしまったために、網膜よりも前方で像を結んでしまう状態です。
強度・最強度近視は単に近視が進んでいる状態ではなく、眼球が大きく引き伸ばされるために、深刻な視力障害を及ぼす可能性があるのです。また、白内障や黄斑部出血、網膜はく離といった高度の視力障害や、失明の原因となる合併症を引き起こす危険性もあるのです。しかし、この事が広く認識されているとは言えないのが実情でもあり問題でもあるのです。
遺伝的要因に目の酷使などが重なって発症
強度近視の場合、遺伝的な要因(近視になり易い体質)が大きく、それにパソコン・携帯電話・大型テレビの普及なによる目の酷使などの、環境要因が加わって起こります。日本人に比べ、ハワイの日系人には強度近視が少ないことからも、原因が遺伝だけではないことが言えます。
矯正視力が0.1~0.5という低視力の原因として、緑内障・糖尿病網膜症に次いで強度近視が三番目、矯正視力が0・1未満の失明の原因は、緑内障に次いで強度近視が二番目という結果が出ています。

強度近視による視力障害の特徴には・・
①働き盛りの年代に多く発症し
②両目が同じように障害され
③物を見るのに重要な網膜中心部(黄斑部)が障害され易いため、

早期から視力障害に陥る事があり、社会経済的な影響が大きいと指摘されています。

次回も続きます(*゚▽゚*)