fc2ブログ
ちょっと一息 2013.04.24 (水)
前回のお話の続きになります。(´・ω・`)

●驚くべき抗酸化作用●
フランス料理はバターを多く使用するため、それを日常的に食べているフランス人は本来であれば、心臓疾患や脳疾患などの生活習慣病が非常に多いはずなのですが、実際かかっている割合は、同じ様な食事を取っている欧米人と比べ20%低いという驚くべき結果が出ていることが分かっています。この現象を『フレンチ・パラドックス』と言います。
『フレンチ・パラドックス』について、多くの研究者達が調べたところ、フランス人の飲んでいる『赤ワイン』に多く含まれるアントシアニンに秘密があることが解りました。
アントシアニンには非常に強い抗酸化作用を持つ物質が多く含まれていたため、これを日常的に大量に取り続けてきたフランス人には、活性酸素が発病の原因の1つとされる生活習慣病が非常に少なくなっていたのです。
しかし、アルコールの大量摂取は肝機能の悪影響を及ぼしますので、適量を心掛けましょう。

●活性酸素が身体に及ぼす悪影響●
◆脂質細胞に反応し『過酸化脂質』を
作り出し動脈硬化の原因となる。

◆遺伝子細胞を攻撃し、ガン細胞を作る。

◆皮膚の細胞を攻撃し、『シミ・シワ』そして
                 皮膚ガンを作る。

◆変質物質を作り出し、肝機能障害など
             臓器障害のもととなる。

…などの障害を引き起こします。