ちょっと一息 2012.08.18 (土)
前回のお話の続きになります。

強い感染力には注意が必要。学校を休まなければならない!! 

(1)流行性角結膜炎 

いわゆる「はやり目」と呼ばれるもので、感染力の強いアデノウイルスに
よってもたらされます。感染してから1~2週間の潜伏期間をおいて発病します。
ほかのウイルスによる結膜炎よりも症状が強く、まぶたが腫れ、大量の目やにで、
朝目覚めたときに目が開けられないこともあるほどです。
また、角膜(黒目の部分)の炎症も併発しやすく、それが悪化すると角膜に
点状の濁りが生じてものが見えづらくなることがあるため、
完治するまで治療を続けることが大切です。成人でも感染するので、
周囲の人にうつさないためには仕事を休む必要があります。


(2)咽頭結膜熱

 流行性角結膜炎とは違うタイプのアデノウイルスの感染で、
感染後5~7日で発病します。前記のような目の症状に加えて、のどの痛みや
39度前後にもなる発熱があり、吐き気や下痢などまるでかぜのような症状がみられす。
こちらも感染力が強く、夏はプールで子どもが感染しやすいことから
「プール熱」とも呼ばれます。もちろん大人にも感染します。
夏かぜと勘違いして眼科への受診が遅れ、症状を長引かせることが
あるので注意しなければなりません。

(3)急性出血性結膜炎

エンテロウイルスかコクサッキーウイルスが原因になります。
感染してから1~2日と短期間で発症します。
結膜下出血で白目が真っ赤になるので驚かされますが、1週間ほどで出血は吸収されます。