ちょっと一息 2012.01.26 (木)
一言にスポーツといっても、視力によって能力を大きく左右される競技とそうでないものがあります。
例えば、マラソンや水泳といった競技は目を使った判断によって
プレーを左右されることはあまりありません。
ところが反対に、野球やサッカー、テニスといった球技、
また、F-1、バイクレースといったスピードを競うモータースポーツ、
ボクシング等の格闘技には、視力がプレーの内容に大きく関わってきます。


○素早く動くものを見る力~「動体視力」~○

私たちが視力検査のときに測定する視力を「静止視力」と言います。
止まったものを見る視力のことです。
一方、動くものを見る視力のことを「動体視力」と言います。
この動体視力に大きな影響を受けるスポーツ競技が「球技」です。
特に動きの速いボールを相手にする野球やサッカー、テニス、
卓球といったスポーツでは、この動体視力が重要な鍵を握ってきます。
動体視力には2つの種類があります。1つは「DVA動体視力」と言い、
左右、もしくは上下に動くものを見る視力のことです。
2つめは「KVA動体視力」で、
遠くから自分の方へ近づいてくるものを見る視力を言います。

野球を例にとると、ピッチャーが投げた球をバッターが打とうとする瞬間、
上半身をひねって打つときには「DVA動体視力」が活かされていると言えます。
また、飛んできた球を野手がキャッチする際には「KVA動体視力」が
活用されています。

上下左右、遠くから近くへと自在に動く球を追う球技には、この2つの動体視力を
統合的に発揮することが必要です。

次回も続きます!!